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< "Nocturne" Paul Mauriat >
1960年代の終盤から若者の間でブームになったラジオの深夜放送は、1970年代には絶頂期を迎えました。「ながら族」という言葉ができたのも、この頃だったでしょうか。ラジオ各局は個性的なDJを揃え、聴取率獲得を競い合いました。その中で、あるラジオ局は午前3時から5時までの番組枠を、長距離トラックの運転手さんをターゲットリスナーにした番組を持っていました。番組名に「歌謡曲」がついた、演歌や和製ポップスなど日本の曲を紹介する人気番組でした。ある日の放送の終盤で、ポール・モーリアの「蒼いノクターン」がかかりました。歌謡曲を中心にしたこの番組で、海外のイージーリスニングの曲がかかることは異例のことでしたが、当時この曲がどれだけヒットしていたか伺えます。時間的にはちょうど明け方だったので、窓の外がだんだん白んできて、朝焼けがとても美しい朝でした。港湾都市にあった自宅の東に向かった窓から、「蒼いノクターン」を聴きながら見る夜明けの街の風景はあまりに美しく、私は言葉を失ってしまいました。



<後日談>
この深夜放送は、現在も同じ「走れ歌謡曲」の番組名で継続して放送されていることが分かりました。実に40年以上もの間、リスナーを楽しませてくれています。素晴らしいですね!

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< "永遠に too late" 杉田二郎 >
最初にこの曲を聴いたのは、10年間赴任していた地方都市から、東京への転勤が決まっ­た日の夕方の車の中でした。その日は朝から雨が降っていて、もうそこまで来ている春の暖かさで、窓の外は霧がかか­っていました。私は車を路肩に停め、霧に煙るロマンティックな黄昏の都市の風景をBGVに、­カーラジオから流れるこの曲を一心に聴きました。
10年間その都市で勤務していましたので、街にも人にも、想い出がいっぱい詰まって­いました。そこに、この切ない歌詞とメロディーが流れてきたので、私はセンチメンタル­な気持ちで胸がいっぱいになり、もう住むことはないかもしれないこの街の風景を、この曲と共に心に焼きつけようと思いました。




カーラジオでこの曲を聴いてからすでに20年以上の時間が経過しましたが、この曲とその街で暮らした1­0年間は、私の忘れられない美しい想い出になっています。

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